南大通二丁目町内会・防犯防災安全部活動紹介

「元気なコミュニティ特選団体(自分たちの住む地域の活性化のために自主的に取り組む岩手県内の団体)」である南大通二丁目町内会・防犯防災安全部(大畑正二部長)の活動を紹介します。

南大通二丁目町内会・防犯防災安全部は、町内会には防犯防災を担う部が無かったことから、平成16年8月に防犯防災安全部を発足、翌年5月17日には県内第一号となる「警察庁指定地域安全安心ステーションモデル地区」に指定されました。

多くの町内会の役員不足が心配されていますが、防犯防災安全部は、町内所在企業の理解と協力を得て、地域に勤務する会社員や銀行員、郵便局員などの企業人等も一緒に活動しています。また、防犯防災活動のみならず、町内の青年部・婦人部と連携して、祭りや舟っこ流し、野球大会、除雪などの町内活動への主体的な活動に取組んでいます。勤務している人も参画する新しい町内会の形を構築しているわけです。

異動となっても企業内の引継ぎがあることから、若い担い手の確保が実現でき、また、企業からの部員が町内会活動に参画することで、地域住民との交流が生まれ、仕事面でも効果が出ていると感じているとのこと。

大畑部長は、

〇 企業人主体の町内会部会は岩手県内でも、稀有な存在と思える。部会は若手不足の町内会活動の中にあって、部会の活動だけでなく、様々な町内会行事に積極的に参加し、町内会には無くてはならない存在となっている。

〇 部会の活動の継続のためには、企業人は本業が大事であることから、就業前など、「無理をさせない」「負担をかけない」ことが必要であると考えている。

〇 参加企業の理解と協力のもと、これまでの事業を継続していきたい。

〇 次の複数人のリーダーを育てていきたい。

とおっしゃっていました。

南大通二丁目町内会・防犯防災安全部は、その活動のキャッチフレーズ「地域の安全は地域のみんなで守る」のとおり、防犯パトロール、子どもの見守り運動、スノーバスター等の活動に、地域のみんなで取組んでいます。