滝沢市の室小路自治会は、現在およそ1080世帯、2600名程が暮らしている。集合住宅が約4割あり若い世代も多く、自治会は3区に分かれている。令和5年には室小路公民館を移転新設。4月23日に落成式が行われた。総務企画部長の田中眞理さんに、自治会の活動についてお話しを伺った。
毎月のいきいきサロンでは介護予防教室やラジオ体操のほか、季節のクラフト教室やバス研修旅行等も行う。また、子ども会や中学生、保育園の園児も参加する夏祭りは毎年8月に実施。昨年は打ち上げ花火が好評だったとのこと。7月に行われている防犯パトロールは自治会内の見回りを会員の皆さんと行う。子どもたちも参加し広い世代が地域を知るきっかけとなっている。
田中さんは新公民館を世代間交流の拠点としていきたいと話す。夏祭りの他、敬老会での子ども会によるお祝いやいきいきサロンと保育園の交流等、これまで行ってきた活動を一層充実させると共に、他にも様々な利用をしてほしいと言う。
今後の地域活動の更なる活性化に向けて、公民館の役割はさらに大きくなるだろう。
